●信濃一号(2倍体品種)にコルヒチン処理を行ない作った4倍体品種から選抜された、栽培容易な多収穫品種。
●1000粒重が約50gと種実が大きく、増収性に優れる。(在来種は約30g)
●吸肥力が強く大型となり、茎も太く倒伏しにくい。
●脱粒性が難であるので、機械化利用が出来る。
●霜に対して強いので収穫期に幅があり、労働力の配分に有利である。信州で改良された評判の品種です。
■栽培法
●従来の品種より5〜10日早く播種して下さい。初霜から逆算して80〜90日前が播種適期。
●肥料は窒素分の少ないものを少量施し、前作によっては無肥料でも良い。一般的には、元肥として10a当り苦土石灰60〜100kg、窒素分の少ない大豆用の化成肥料20〜30kg程度とする。
●播種量は10a当り早蒔で4kg(7リットル)、遅蒔で5kg(9リットル)が標準です。条播または散播で、種子の間隔が6〜7cm位が適当。
●播種期のかんばつによる発芽不良や、倒伏を避けるため、覆土はできるだけ深くする。5〜6cmが適当。
●倒伏防止のため、播種後20〜30日の間に土寄せを行う。
●早刈りは絶対にしないで下さい。簡単には脱粒しないので、畑で充分実らせてから収穫して下さい。
従来のそばは霜にあたる前に刈り取りましたが、「信州大そば」は霜に強いので、2〜3回霜にあわせ、葉が落ち種実が全体の7〜8割黒くなった頃収穫します。早採りは減収となり品質も低下しますので特にご注意下さい。
●刈取後「島立て」等により、後熟を充分させると完熟した種実が得られます。
●一般に「そば」は水に弱い作物です。転換畑などで排水の悪い畑には作付けしないで下さい。止むを得ない場合は、排水溝を切ったり、高うね栽培とする。
※注:5リットル以上の割引き価格で注文された場合は、送料が別途、近県で880円かかります。
(南東北、中国、四国は、990円、北東北、北九州は、1100円、南九州は、1210円、北海道は、1320円、沖縄は2200円、離島は2150円かかります。)
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