また、リノール酸、オレイン酸といった不飽和脂肪酸が多く含まれ、動脈硬化の元となる血栓の生成を抑制したり、LDL(悪玉)コレステロールを減少させる働きが見られます。
黒ごまは、鉄と葉酸の含有量が多いため、積極的に摂取することで貧血対策に役立ちます。
黒ごまに含まれる食物繊維はほとんどが不溶性のため、腸内を刺激して便を排出しやすくする働きがあります。また、善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす作用も認められており、腸内環境を整えることにも役立ちます。
・種まき前に石灰を散布してよく耕し土を中和させておきます。
・肥料は元肥として堆肥や化成肥料を土とよく混ぜておきます。
栽培のポイント
・60cmのうねに条間40cmの2条でスジまきし、軽く土をかけます。
・発芽まで土の表面が乾燥しないよう水を与えます。
・連作は避けて下さい。
たねまき
・発芽後草丈8cm頃と15cmの頃に間引きし、最終20cmの株間とします。
・追肥は2回目の間引き後、化成肥料を与える。
・収穫は蒴果が裂開し始めた頃に行います。
特性
土地を選ばす、どこでも簡単に栽培出来る強健種です。
含油量が50%内外の健康栄養食品です。
草丈1m、蒴果は熟せば黒色となり、中に多数種実を宿す。
利用法
風味格別、浸し物、合え物、胡麻油、アイスクリームに混ぜたりと広く利用でき、栄養も豊富です。